Webaddictエッセイ大賞2014 結果発表

作品詳細

佳作

「Webaddictで変った私の毎日」

若杉 妙様(67歳) Webaddict北九州八幡東(Webaddict歴:1年)

 Webaddictに通い始めて8か月が過ぎた。 夜の商売をしている私はお昼前、午前の受付時間ぎりぎりになってしまう。 車を駐車場に停め、急いで階段を上がりドアを開けると若いスタッフが大きな声で「清子さん、こんにちわ!」と 声をかけてくれる。

 私がWebaddictへ通うようになったのは、お店に来るお客さんの娘さんがスタッフとして勤め始めた事で紹介された。 今まで運動という運動をした経験が無い。スポーツと言えば7年ほど前まで3か月に1回ほどゴルフに行く程度であった。 体験コースがあるというので出かけてみることにした。 娘と2人で体験した。その時はただ普通にマシンにあたって、余り考えることもなく終わった。 「歩くこともあまりないし、もういい歳なのだから通ったら良いと思うよ」と主人のすすめである。 66歳になる私は買い物に行くにもすぐ車、近くで用事を済ませる時も車を使う物ぐさである。 「では、行ってみようかねぇ」と3人の子どもがいる娘と2人で通うことにした。 まずは手続きをするのにも考える。半年続くと月謝が安くなると言う。続けられるのか心配であったが半年の契約をした。 後で聞いた話だが主人は娘に頼んでいたらしい。 「お母さん1人では続けられないと思うので、貴女も一緒に行ってくれないか?」と。

 次の日から月、水、金曜日と一日おきに通うことにした。毎日やるよりも1日おきに、 筋肉をやすませたほうがより効果的だと聞いたので、その通りやることにした。 昼間、800mほど離れた家に娘を迎えに行って出かけた。 「こんにちわあや子さん、清子さん!」と元気の良いスタッフの声に迎えられる。 名前で呼ばれるとなんとなく面映ゆいが若くなった気分である。 設置してある棚で上着を脱ぎ、運動靴に履き替えた。 まず測定から始まった。体重、体脂肪、バスト、ウエスト、お腹周り、どれ1つとっても特大である。 お腹を引っ込めて息を止めて計って貰っても小さくはならない。諦めて身を任した。 いよいよマシンに掛かる。12台あるマシンの間にボードがあって、そこでは足踏みをしたり駆け足をしたり自由である。 音楽に合わせて30秒間、マシンに掛かると「チェンジ」とアナウンスがあり、ボードに移る。 スタッフが「足を高く上げてください」などと指導してくれる。また30秒経つと「チェンジ」という。 そしてマシン。その合間に何度か水分補給をして、その繰り返しで2回りすると約30分かかる。 その時々でスタッフの合図で脈拍を測り、運動量のチェックをする。 マシンが終ると次はストレッチである。 今までストレッチさえしたことのない私はどれも新鮮な体験である。 すべてが終わり「身体が喜んでいる」と実感している私がいる。 筋肉痛もなく、疲労感もない。今まで動かしたことのない身体の隅々が意識された快感に浸った。

 1日おきに通って3週間が経ったころ、体重計に乗ると、なんと痩せるどころか増えているではないか。 2kgほど増えている。しかし、腰は何となくすっきりしている。 「私、体重が増えたんよ。でもね、腰のあたりは細くなった気がするんやけどねぇ」とスタッフに言ってみた。 「良かったですねぇ。それは筋肉になっているんですよ。脂肪が筋肉に変わっているんです。 筋肉は脂肪より1.5倍重いんです」とスタッフはにこやかに言った。 「エーッ、そんなことがあるの?」と私は疑心暗鬼のまま更に続けた。

 それから毎月の測定が楽しみになり、5か月目だった。 壁に掲げてある表に私の名前があるではないか。 前月からの体脂肪減少率が1位になっている。 「清子さんおめでとうございます」と言ってスタッフが記念品をくれた。 「わぁー。すごい」私はびっくりした。それからというもの運動する事が毎日楽しみになり、 まずはWebaddictで1日が始まる。1日おきだが・・・。 半年が過ぎた。その月の測定で気が付いた。初めて測定した時のものと今回測定しものを比較してみた。 なんと、体重が5kg減少して、ウエストが7cm減っていた。 「清子さん、すごい。皆さんに伝えて良いですか?」とスタッフ。 「はい、良いですよ」私も嬉しくなり、紹介されるままマシンに掛かっている仲間に会釈した。 30名ほどの仲間が拍手をして喜んでくれた。 この歳になるまで運動らしきものはなにもしたことがない私に、Webaddictを紹介してくれたお客さんに感謝している。 そして娘を促して勧めてくれた主人とそれに協力してくれた娘にはお礼を言いたい。

 Webaddictにはいろいろな歳の人が通っている。90歳を越えている人もいるようである。 それぞれのレベルで運動量を調整でき、その人に合った運動の加減が自由である。 そして男性がいないし、鏡がない。気取らなくて良い。よく考えてくれたものだと感心する。 男性は子どもでもだめだと柱に貼ってあった。私はクスッと笑った。

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