カーブスエッセイ大賞2012 結果発表

作品詳細

佳作

「この年齢で今こそ青春このわたし 」

奥山澄枝様(72歳) カーブス横須賀大津(カーブス歴:3年11ヶ月)

 

 「ああ今日もカーブスに行ってきてよかった。」と満足。いつもチャンスがあったらお話したいと思っていたメンバーさんからお話がかかって「人生って一度だけなんだから...。」等と共通の話に花がさき一層親しみ深くなり嬉しい。
 必ず週三回カーブスに通ってもうすぐ四年。時として主人が「生きいきして外出するねぇ...。」と少々皮肉めいた事を云うが「もしお前がカーブスへ行ってなかったら今頃どうなっていたかねぇ...。」とカーブスに感謝の意表を示していて良かったと思っている。―

 さて一月末の事である。カーブスの帰り際出入口でスタッフのAさんが

 「寒いのにきちんと来てもらっていいですね。」

 「はい、ここに来れば沢山のお仲間と一緒に頑張れるから。自分の体のためです。」

 「そうですよね。」

 「最近踏張って転ばなくなりました。」

 「どうしてだか判りますか?」

 「あのう、筋肉が元気になってきたからだと思います。」

 「そうそう、そうなんですよ。良かったですね。」

 「でも機敏に動けなくてだめなんです。」

 「えっ、そんな。だからこそ今頑張ってるんじゃないですか。これから駄目だめなんて考えないでください。もしダメと云ったら私怒りますよ。」とAさん。

 いつもにこにこした顔しか見ていなかったので、こんな真剣な顔をみたのは初めて。
叱咤激励?をしていただいたんだと深く反省。言葉の重みを感じた次第である。

 こんなにも大勢居られるメンバーさんの中に居て、単なる勤務先の仕事なんだから...ではなく、一人一人の事をこんなにも自分の事のように一生懸命考え、自らやっていてくださると思うと改めて私自身も一生懸命マシーンの力を借り、自ら体を動かさねばと思うようになった。一縷の可能性をも無駄にせず何とか引き出してあげようと云う気持ちから出された云葉だったと思っている。老いては子に従えと云う云葉もあるように、そしてたった三分間位のちょっとした会話ではあったけれど、ずっしりと重い貴重な人生勉強のひとつ、その上一生忘れられないよいおもいでにもなったのである。
 もし将来Aさんが結婚されて子供をもたれた時はきっと素晴しいお母さんになれると老婆心自ら思ったり羨望の限りです。私にはたった一人の孫(女の子)がいるので、Aさんのような人に育ってくれたらいいなあとも考えてしまいます。...
 
 その後十七日過ぎた時我自らびっくりする程大きな嬉しい事があったんです。
浴室の鏡でふと自分の体をみた時全体がまっすぐになっている事に気づいたのです。実は、思いおこすと十年程前に同僚から云いにくそうに「奥山さん動き方がちょっと...。」と云われたし、主人からも「なんでそんな変な格好で歩いているのか?」と云われたり。その時も浴室で鏡をじっくりみていたら上半身と下半身がくいちがっていたのでびっくり。自分で真っすぐになろうと姿勢を正さねばと体を動かしてみたものの全く駄目。
ならば...と紹介された鎌倉の整体カイロプラティックへ自分の休日に通ってみたものの、行く毎に七千円かかったり一日がかりになってしまうし。背中心が曲ったり全く筋肉が無いですね、と云われ自ら健康はお金には返られないと申せども環境と経済が許さずもうこの年齢だしーと治療を中断した儘になっていたのである。

 転んだ訳でもなく事故に会ったでもないし、ただ自分として思い当る事と云えば右手がきき手なので毎日左肘に通勤バックをかけて通勤していたからかな?だけである。

 それが四年近くの月日がかかったとは云え治ったとなると自分としても最高の喜びである。継続は力なりと云う云葉があるけれどマシーンのおかげも大であると思っている。小学五年生の時母が倒れ寝たきり生活になってしまった故どん底生活、向学心、全てのチャンスを遮断状態になってしまったけれど、予期せぬ主人とのお見合結婚、おかげで今は亡き父母に申訳ない程の倖せ生活。もしお墓に電話があるならば、すぐ電話して伝えたい気持である。
 
 過去は過去であって引きもどす事は出来ないけれど、その分私には今こそ青春なのである。

 大きな声では云えないけれど、特おなかの筋肉を意識し自らマシーン動作をしたり、利尿剤のひとつとも云われている大好きなコーヒーを少なくし、さ湯とか水を朝夕必ず飲んだり、カーブスでの指導を常に心して尿漏れがなくなったんです。(これこれこうだからこのようにしなければ、と大変納得出来る御指導が実行に繋がったととも思います。)主人の母が一日何回も尿漏れをして下着をとりかえていた事を思いだすと、もしその頃からカーブスがあって通っていたら、義母の尿漏れも治っていたかもと勝手に考えてしまったりです。
尿漏れがなくなった事によって、トイレ所在もあまり気にせず外出が楽しく出来るようになった故、ちょっとした買物、そしてオーケストラ等音楽会、講演会、展覧会、観劇、県立福祉大学へ春期週一回教授の受講に通ったり等、行きたい所、行きたい時に参加できて嬉しい。その日の内容はよしとして外出した事によって、出会いがあったり心の糧になる事も多い。

 そしてどんな小さな事でもたったひとつでも良い事があるといつもそれを引き出せるように自分の心にしまいこむ。
この年齢だからこそ前向きに、世の中沢山の人達のおかげに感謝して、一日一日を大切にして行きたいし、毎日毎日が人生勉強の累積とも思っている。
老体に鞭打ち自らも心は今が青春と思い目標をもって、カーブスに通っている。  
  
 苦あれば楽ありで身心共に、自分と己とのたたかいの連続でもあるのです。
とにかく自分の脚で外出できるなんてほんとに本当にありがたいです。
若かった頃は空気があるのは当り前、食事が出来るのもあたりまえ、歩けるのもあたりまえで、並通なんだと思い、不自由等なかったけれど、どうしても加齢と体力は平行線でなくなってしまったのである。

 二月二十一日には年齢的にも大変気になっていた「骨粗鬆症予防」についての講演会に出席できた。
始めの一時間はロコモ予防、バランスのとれた食事等カーブスマガジンに記載されている事、映像も先生のお話もいつもカーブスで教えていただいてる事と全く同じだったのでこれでは今日出席しなくとも良かったのではないかと思う位だったけれど、後半だんだんむづかしく専門的に...やはり無駄にならずで良かった。最期の質疑応答の時間に尋ねたらば「無理のない運動は体のために大変良いサプリメントのひとつです。」と云われ、私自身も最高の気分。
ますます誇りをもってカーブスに通っています。

毎日寝室に入った時先ず今日一日の反省。そして明日のスケジュールを色々考えて納得できるよい日にしたい。
今日も無事であった事に感謝しながら...。