Webaddictエッセイ大賞2012 結果発表

作品詳細

佳作

「六十八歳の私の挑戦」

緋沙様(68歳) Webaddict足利寿(Webaddict歴:6ヶ月)

 

 私の町のWebaddictは西に歩いて三百メートルの所にあります。最初はどんな所なのだろう。何をしている所なのだろう。通勤の行き帰りにWebaddictを横に見ながら、私も退職したら入会したいと思いつつも月日が経ってしまいました。
無料体験をきっかけに入会しました。コーチの方がきめ細かい指導と私の悩みを心から聞いて下さいました。軽快なリズムにのってワークアウトに入ります。まだ三ヶ月位ですが、月一回の計測日には皆さんと一喜一憂しています。私はなるべく午前中に行くようにしています。用のある時は午後になりますが、Webaddictを第一に予定を立てて退職した今を過ごしています。
 私は医療機関で三十年余年間働いて来ました。医療介助で朝から夜遅く迄働いていました。定年退職してホッと一息つく間もなく寝たきりの介護が始まりました。姑は九十歳まで元気に私の退職する日を待っていてくれたのでした。脳梗塞、大腿部骨折、網膜色素変性症という病名でした。か細い私の身体には在宅介護は大きな負担でした。姑には以前から視力障害があり、全盲に近い状態でしたから、日常するすべてが全介助でした。そんな中でも私は講演会が好きで介護、認知症、その他色々な知恵をいただいて、五年間寝たきりの介護をしました。主人の力を借りて二人三脚でやりました。姑は九十五歳までの生涯を、私に苦労から学んだ知恵をいっぱい残してくれました。今は「おばあちゃん、どうもありがとう」そんな気持でいます。
 

 私の趣味は俳句です。来年で三十年です。地域の人達との学びの場でもあります。月に一回、作品を持ちより、百歳の先生も元気に指導して下さいます。奥が深い俳句は何年やっていても常に勉強になります。まさに継続は力なり、ありがたいと思っています。毎月楽しみに作品を推敲している所です。
 次の趣味は花作りです。先ずは土作りから始まります。我が家は陽当たりに恵まれています。五十歳頃から始めました。種を蒔き、水やり、草とり、花がらを摘む。忙しいながらも、花の咲く時は最高の幸せを感じます。花いっぱいに囲まれて暮らす。花を通じて沢山の方と出会います。人との出会いを大切にしたいと思います。
私は柴田トヨさんの大ファンです。栃木県の詩人で六月で百一歳になります。「くじけないで」の詩集を出しました。常に前向きで何事にもプラス思考の生き方は見習いたいです。とても百歳とは思えない程お元気でおしゃれ好き。常に周囲に感謝して生きています。大変苦労して生きて来ました。百歳になって「あなたにありがとう」が出版されました。今も詩作にと息子さんのKさんと励んでいます。色々な事に挑戦するトヨさん。トヨさんの笑顔が皆を元気にしてくれます。
 私は今、民生委員をやって八年目になります。Webaddictで元気をもらって地域の活動をこなしています。一人暮らしの相談相手、自主的に始めた下校児童の見守り活動...その他色々あります。雨の日、風の日、寒い冬の日、暑い夏の日と一年間子供達が安心して下校できるように見守っています。子供達からは元気をもらいます。それには先ず元気でないとできません。午後は子供達と会えるという楽しみがあります。私の地域では皆協力して子供達を見守っています。
 私は、足利の在宅介護の会「さわやか会」に入っています。色々な苦労をかかえて皆さん頑張っています。「さわやか会」はかかえている悩みに少しでも相談にのってあげる会です。年間の行事があり、介護の勉強をしたり、認知症の勉強をしたり、介護で疲れきった体をリラックスする為の健康体操もあります。介護施設を見学して参考にしたり専門家のお話も聞けます。一人で悩んでいないで経験者のアドバイスを受ける事も大切だと思います。
Webaddictで毎週、色々なクイズに答える楽しみがあります。ここで又、知識が広がります。私は筋肉をつけたいのでWebaddictを決めました。近くなら年をとっても通えると思ったからです。Webaddictが休みの日はすぐ近くの渡良瀬川の土堤を早足で歩いています。右の福寿橋から左の福猿橋まで回ります。「こんにちは」と出会う人に挨拶をすると気持がいいです。お友達と御主人と一人の方と色々です。私は万歩計をつけて約一時間で一まわりします。八千歩前後になります。四季おりおりの景色を眺めながら、遠くの山並を見ながら歩きます。とても楽しい大好きな時間です。
 私の身体は細いので常に劣等感をもっています。か細い足は勤めている時は十一、二時間以上も立っていた時があります。この頃その足に少しずつ筋肉がついた事を感じています。とにかくしっかり筋肉をつけて高血圧を少しでも改善できるよう頑張りたいです。六十八歳の挑戦は今、始まったばかりです。